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1円を拾うのは損か得か


1円を拾うのは損か得か、色々な視点から少し考えて見ましょう。

コトノハから

まず、コトノハ「落ちている一円玉 拾う」
を見ますと、1円を拾わない人のほうが多いというのがわかります。理由としては、10円や100円から拾うかどうか考える人や、面倒という人もいます。これはおそらく、1円を拾うのは損だと考えている結果と言えるでしょう。

1円を笑う者は1円に泣く

「1円を笑う者は1円に泣く」ということわざを耳にしたことがあるのではないでしょうか。1円だからといって粗末にしていると、その1円がなくて困るはめになるという意味です。そして、お金は大切にしましようという教えも含まれています。類義語に一銭を笑う者は一銭に泣くという言葉もあるようです。

この1円を笑う者は1円に泣くという経験をした人はいると思います。小銭が邪魔だと1円を家においてきてしまって、買い物のときに1円が足りなくて困ったという場合でしょう。どんなものでも、1円足りなければ物は買えません。そういった意味でも、1円を拾うのは得と考えることもできると思います。

自分の収入からの比較

1円を拾うのは子供から大人まで様々だと思います。そして、収入も違っているため人によって1円の価値観は違うのではないのでしょうか。たとえば、小学生であれば月数百円のお小遣いのため1円の価値が高いといえます。しかし、月数百万円も収入のある人から見れば、1円の価値が低いといえます。このような点からみれば、1円を拾うのは損か得か、一概に言えずその人の収入によって変わってくると言えるでしょう。

結局のところ

逆の立場で考えるといいかもしれません。1円を落とした場合、損したと思うか、思わないか。もし、損したと思う人であれば1円を拾うと得をしたと思うでしょう。しかし、損したと思わない人であれば得をしていないと思うので、1円を拾うという動作をしたぶん損したと思うでしょう。
最終的には個人の価値観に左右されるのだと思います。1円を拾ったほうがいいと思う人であれば、1円を拾うのが得であると思います。しかし、拾わないほうがいいと思っている人が1円を拾えば損であるといえるでしょう。