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1円のコストと発行枚数

1円のコストっていくらぐらいかかるのでしょう。そして、コストと発行枚数がわかれば、1円硬貨にいくらかかるのかわかってきますよね。コストと発行枚数を合わせて紹介していきます。

1円のコスト

1円のコストっていくらぐらいかかるのでしょう。実は1円硬貨1枚作るために、アルミニウムの原価だけで0.7円かかっているのです。そして、1円硬貨として使えるようになるには1枚1.6~1.8円程度のコストになると言われています。つまり、1円を作れば作るほど、赤字になるというわけです。

1円の発行枚数

では、最近の1円の発行枚数はどのくらいなのでしょうか。気になりますよね。
以下が昭和30年からの発行枚数です。

昭和30年 381,700 平成元年 2,366,970
昭和31年 500,900 平成2年 2,768,953
昭和32年 492,000 平成3年 2,301,120
昭和33年 374,900 平成4年 1,299,130
昭和34年 208,600 平成5年 1,261,240
昭和35年 300,000 平成6年 1,040,767
昭和36年 432,400 平成7年 1,041,874
昭和37年 572,000 平成8年 942,213
昭和38年 788,700 平成9年 783,086
昭和39年 1,665,100 平成10年 452,612
昭和40年 1,743,256 平成11年 67,120
昭和41年 807,344 平成12年 12,026
昭和42年 220,600 平成13年 8,024
昭和43年 0 平成14年 9,667
昭和44年 184,700 平成15年 117,406
昭和45年 556,400 平成16年 52,903
昭和46年 904,950 平成17年 30,029
昭和47年 1,274,950 平成18年 129,594
昭和48年 1,470,000    
昭和49年 1,750,000    
昭和50年 1,656,150    
昭和51年 928,850    
昭和52年 895,000    
昭和53年 864,000    
昭和54年 1,015,000    
昭和55年 1,145,000    
昭和56年 1,206,000    
昭和57年 1,017,000    
昭和58年 1,086,000    
昭和59年 981,850    
昭和60年 837,150    
昭和61年 417,960    
昭和62年 955,775    
昭和63年 1,269,042    
昭和64年 116,100    
単位:千枚 

資料 独立行政法人 造幣局

最近は、あまり発行枚数は多くないようです。平成元年の発行枚数と比べて平成18年は18分の1の発行枚数しかありません。平成元年は消費税3%が導入されたため、1円の枚数を増やしたことが考えられます。最近は消費税5%なので、1円を使う機会が少し減ってきていることも関係しているかもしれませんね。